◆  コラム その十一(お宮参りに行きましょう)  ◆

さて、皆さんは日々どの様にお過ごしですか?
一日の生活にはリズムがあります。例えば、朝に目を覚まし、身支度を整え、職場や学校に行き、そして家に帰り、少しくつろいでから眠りにつく。一人一人、生活のなかで色々な行動をして、一日は終わります。そして、また目を覚まして、身支度をして、次の一日が始まります。次の一日をいつものリズムで過ごしていけばすぐに一月が過ぎます。そして、次の月を過ごし、そのまた次の月と繰り返していくといつの間にか一年が終わり、次の年になり……。 と、いう様な生活をしていることでしょう。
しかし、生活をしていれば楽しいことも、辛いことも、あります。いつも同じに過ごしているわけではありません。 たまの休みには普段できないことをして生活のリズムにメリハリをつけて、毎日とはいかずとも週に一度ぐらいは自分に活力を入れて過します。退屈と安心、後悔と期待、寂寥と充実など様々な気持ちが入り混じる日々を過ごしてきて、「充実して過ごしています」とは言い切れずとも、「思い返せば自分の日常はそれなりに楽しかった」と思えるかもしれません。
そんな生活の中で、こんな風に思うことはありませんか?何気ない日常の中でふと、自分のしていることに自信がもてなくなるとき。心の中に言い知れぬ焦りが浮かぶとき。寂しさや不安。悲しみや怒りでどうしようもなくなってしまったとき。そして、何もする気がおきないときや空虚な気もちのとき……。そんなときは、お宮にお参りしてみてはいかがですか。

 神社に行ったから何が変わるのか。そんなことに何の意味がある。大体行ってどうするのだ。と思う方もいると思います。  ですが、そのようなことは気にせずにお宮にお参りしてみましょう。 神社ではまず手水をしてお参りをしましょう。それからご祈祷やご祈願をしてもらうのもいいですし、社殿に上がり心ゆくまでお参りさせてもらうのもいいですね。そして、おみくじでも引いてみて何が書いてあるかのんびり眺めたり、境内で何もしないでボーっと過ごすのもいいでしょう。

 ふと気がつくと、少しだけ心が軽くなっているかもしれません。
神社に来る意味は、この少しだけに有るものだと私は考えます。少しだけじゃ意味がないと思う人もいるかもしれません。
しかし、私たちの日常のリズムは、心や体のちょっとした出来事で簡単にリズムを狂わせてしまいがちです。だからこそ、少しずつ心を軽くして無理なく、より良い方に日々を過ごせるようにしたいものです。