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| 五月の連休も終わり、皆さまも生活が根ざし始めたころかと思います。五月は旧暦では皐月と申しまして、一説には早苗月(さなへつき)と言っていたものが短くなったものとされております。早苗とは古来耕作を意味していた「さ」という言葉が稲作の月として「さつき」となり、苗を植える月として早苗月と言われるようになりました。また皐月で用いられる「皐」という字は、神にささげる稲といった意味を持つためこの字が当てられたという説もあります。五月の季語では、五月晴や五月雨、晩春、軽暑、と晴れていたり雨であったり、涼しかったり、暑かったりと夏へと向かい、草花の芽が強く大きくなるための準備の季節ではないかと思います。土壌は雨で満たされ、太陽の恵みを受けて豊かになり、草花は新緑に相応しい色合いに生長しています。 緑が深まっていくにつれ、皆さまの蒔いた計画といった種が、具体的な展望が広がりはじめた頃合いかと拝察致します。そんな、新芽を力強く、大きくしたいものですね。 そのようなときは、神社に参拝してみてはいかがでしょうか。 自身の今年一年の計画の成就を願う、心願成就 商売のより大きな発展と成長を願う、商売繁栄 自身を幸せに導いて下さる縁を結ぶ、縁結祈願 他にも、家内安全、病気平癒、交通安全、海上安全、旅行安全、五穀豊穣、又人生儀礼も含め様々なご祈願がございます。 自身の理想や成し遂げたい事を見据えた時に神様へ祈願する事は、我々日本人の心に根差した感情ではないでしょうか。神前に詣でて宣誓を行う事は、思いを強く自覚し、より強固にすると共に誠の心を以て神の助力を請う行いであります。そうした大事な神事ですからご祈願の際は神様に失礼の無い程度の服装でお越し下さい。出雲大社東京分祠でのご祈願は次のような式次第で進みます。 一、祭主入場 ・祭主が神前へ進み出ます 一、修 祓 ・祓い清めます 一、祝詞奏上 ・大神様に祝詞を奏上します 一、玉串拝礼 ・玉串にてご拝礼いただきます 一、神酒拝戴 ・直会の御神酒をいただきます 一、神札授与 ・ご祈願に応じた御守やお札をお授けします ご祈願は30分ほどかかりますので時間に余裕をもって来られると良いでしょう。 ご祈願が始まりますと先ず修祓(しゅばつ)といい心身共にお清めのお祓いを行います。次に“神様に某所に暮らす某氏がこれこれを願っています。どうかお聞きになり、その願いが成就する為に力を授け下さい”と祝詞を奏上致します。次に神語を奏上致します。次に玉串(たまぐし)拝礼です。「玉」とは「霊(たま)」のことで、魂のことを言います。「串」とは離散しているものを一つに合わせる働きがあり、このため「奇(くし)」に通じ魂を「つらぬきつなぐ」神妙なる様をも意味するもののことです。神のみたまと私どもの霊とをつなぐ串、これが「玉串」です。この玉串に日頃の神様への感謝、そして祈願をして頂き神前に奉げ供えてご拝礼致します。自身と神様をつなぐ特に大切な神事であります。その後、直会の御神酒を頂きます。お供えした御神酒を頂くことによって自身と神様との結びつきを強め、その御力を授かる儀式でもあります。その後に神札等の「おしるし」をお渡し致します。多くの場合、祈願のお札やお守ですのでお札でしたら神棚や所定の所にお祀りし、お守は普段から持ち歩くと良いでしょう。こうして、ご祈願をして決意を新たに成功を祈ります。 尚、ご祈願は、時間や予定に余裕があるときはお電話にてご来訪をお知らせいただけますと予め準備をすることが出来ますので大変助かります。 日本人の生活は農耕に則して作られてきました、苗を植えるために暦を作り、田を作るために技術を育て、そうした改良を重ねて今日までの稲作が有るかと思います。このように連綿と続くなかで変わらず存在するのが神様への祈りではないかと思います。人知の及ばない疫病や災害の無いように、手を掛けた分だけの実りが出るように祈り継いできたのではないしょうか。私たちの心よりの願いが実を結ぶまでの過程を植物の成長に置き換えると、生活の場は土壌に、行いが気温に、神様のお蔭が天気となります。 種から出た芽が今の生活で良いのかと考え、常に心を耕し、生活を見つめなおす事は大切なことです。同じように、気温も暑すぎても寒すぎても成長を阻害します。自分の思いのためにがむしゃらに行えば気温は上がり過ぎ疲れ果て、手抜きばかりでは下がると思うと芽に適した気温は自ずと分かるものです。 適した土壌と気温と天候に恵まれれば、すくすくと成長し美しい花を咲かしてくれます。日常生活や環境が、その願いに適するよう努力を続けると願い通りの実を結び、理想の花が咲きます。しかし、この結果は自身の努力だけでは決して成し得ない事の運びが存在します。それを古来より神の恵みといい感謝してきたのです。 人々は、幸福を目指し日々の努力を重ねます。目標を叶える為に日々の生活を豊かにしていくものを選んでいきます。最初は漠然としていた目標も歩んでいくにつれ、具体的になって行くことでしょう。 自分の思いと結果が合わさるように日々を過ごすことが出来たら大変喜ばしいことです。五月の季節は植物に適した日照と降雨があるように、皆さまが神様の恵を頂き、強く大きくな美しい花が咲くように願いを深めてみてはいかがでしょうか。 | ||
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